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アイドル好きの原点(地球の1ピース) [アイドル]

kokoro1.jpg

abikaさんの「1周年イベント~" 地球の1ピース"」 企画に参加しようと思います。




今はこんなブログを書いていますが、この企画どうしようか考えていた時に、最初にはまったアイドルのことを思い出しました。

℃-uteのメンバーと同じ年くらいだった頃、私はこの人に夢中でした。

太田裕美さんです。

当時は同級生に仲間がいて、二人で細々と盛り上がっていたことを思い出します。
シングルの発売日にはレコード店へ行き、帰宅してからは今で言うヘビロテ状態。
今のように携帯音楽プレイヤーのない時代ですから、カセットテープに落としても家にいる時ぐらいしか聴けない。

アウトドア(あの頃はこんな言葉もなかったかも・・・、田舎なもんでそこら中アウトドア・・・)にラジカセを持ち歩いたこともありました。

一番聴いたシングルは多分これ



しあわせ未満
作詞:松本隆/作曲:筒美京平/編曲:萩田光雄
1977年1月20日リリース

木綿のハンカチーフが大ヒットし、私たちが勝手に命名した大作3部作(木綿のハンカチーフ、赤いハイヒール。最後の一葉)の次にリリースされたシングルです。


<赤いハイヒール シングルでは最高傑作という噂もあります>

曲調は明るめなのに歌詞は・・・やっぱり別れの歌です(笑)
彼女のシングルでは初めて全編男性目線での歌が珍しくて・・・。

直前にリリースされたアルバム「12ページの詩集」が当時のアイドルとして画期的なアルバムだったので転換点を目の当たりにしたようか気がしていました。

12ページの詩集は当時のフォーク(ニューミュージック)アーティストに作ってもらった歌を中心に構成されてます。
荒井由実、イルカ、伊勢正三、谷村新司、山田つぐと(パンダ)など当時ではアイドルがこの人達の作った曲を歌うなんて・・・。さすが太田裕美じゃん。 と思ったものでした。

多分このアルバムの前と後で彼女の音楽性は大きく変わったのではないかと・・・
アイドルからアーティストへの転換? これ以降のアルバムには彼女の意向が徐々に反映されるようになっていったように感じます。


実は今回の記事のメインはこのアルバムではなく、その前後のアルバム。

前は アイドル太田裕美が完成されたとも言える3枚目

心が風邪を引いた日
デビューして1年にして3枚目。 今と比べるとかなり早い?(Buono!は年に1枚、℃-uteも同じ)

このアルバム、松本隆、筒美京平コンビの楽曲が多い(Buono!にも曲を提供している筒美京平さん。この頃からのお付き合いです。)のですが、12ページの詩集につながる感じもあります。作曲で荒井由実さんが参加した曲が2曲、太田裕美作詞作曲の曲が1曲(彼女の作詞作曲の曲はデビューアルバムから入ってますが・・)入っていたりもします。

彼女にせつない女の子の心情を表現させたら天下一品ではないかと・・・

2曲目 袋小路



多感な時期であったこともあり、この曲ではあまりの切なさに涙を流してしまいました。

11曲目 青春のしおり



青春って・・・ なんて考えてしまった曲です。 まっただ中なはずなのに振り返る。

この2曲は筒美さんの作曲ではないです(荒井由実さんと佐藤健さん)。この頃は松本隆さんの詞に参ってました。

このアルバムの後に「手作りの画集」というアルバムがあるのですが、ジャケットも含めた完成度ではこちらの方が上かと・・・。


12ページの詩集のすぐ後

こけてぃっしゅ

coquettish1.jpg

このアルバムは 今までと違う太田裕美を見せようという意欲が見えます。

作詞作曲は全て 松本隆、筒美京平コンビ なのですが曲調がおしゃれになってます。

3曲目 心象風景



この曲では行ったことのない海外の雰囲気を感じました。ヨーロッパの街並みが合いそうな感じがしたものです。


このアルバムには九月の雨が収められていて、後にシングルカットされます。

この曲は良い曲なのですが、ファルセットボイスの部分が多かったために彼女はのどを痛めてしまったようです。

その後最終的にはシングル17枚、アルバム11枚を買った時点で私の中の彼女の歴史は止まってしまいました。

気にはなっていたのですが、Rockに目覚めた私はいつしか彼女の曲を聴かなくなっていました。

彼女も結婚、子育てなどで一線から退いていた時期があったようです。

そんな彼女と再会したのは、2006年に発売された「始まりは“まごころ”だった。

20数年ぶりのフルアルバムということで、久々に聴いてみようと思い購入。そのアルバムにはイベント参加券がついていたのです。

ということで、昔あんなに聴いた時には参加したくても参加出来なかったイベント(北海道の片田舎でしたので・・・)。
久しぶりに聴く生の太田裕美さんの声。そして、初めての握手。

あぁ~ そういえば今はこんなイベントにも参加出来る環境にあるんだということを教えてくれたイベントになりました。

それでも、こんなに現在のアイドルにはまるとはその時には考えてもいなかったんですが・・・。

ということで、当時を思い出しながら太田裕美さんの曲を聴いてます。


あの頃は毎日何時間もギターを弾きながら歌ってたな・・・・(それしか娯楽がなかった・・・)




12ページの詩集

12ページの詩集

  • アーティスト:太田裕美
  • 出版社/メーカー: ソニーレコード
  • 発売日: 1991/09/15
  • メディア: CD



心が風邪をひいた日

心が風邪をひいた日

  • アーティスト:太田裕美
  • 出版社/メーカー: ソニーレコード
  • 発売日: 1991/05/15
  • メディア: CD



こけていっしゅ

こけていっしゅ

  • アーティスト: 太田裕美
  • 出版社/メーカー: ソニーレコード
  • 発売日: 1991/09/15
  • メディア: CD



始まりは“まごころ”だった。

始まりは“まごころ”だった。

  • アーティスト: 太田裕美,青木里枝,原田郁子,YO-KING,若松健治,宮川弾,伊藤俊吾,堂島孝平,明川哲也,新藤晴一,沢田穣治
  • 出版社/メーカー: Sony Music Direct
  • 発売日: 2006/11/22
  • メディア: CD



手作りの画集

手作りの画集

  • アーティスト:太田裕美
  • 出版社/メーカー: ソニーレコード
  • 発売日: 1991/05/15
  • メディア: CD



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コメント 3

abika

すてきな記事をありがとうございます。
太田裕美さんの歌とともに、たくさんの思い出があるんですね^^
歌とともによみがえる思い出~
思い出とともによみがえる歌~ どちらも大切にしたいですね♪

「地球の1ピース」~イベントにご参加いただきまして、
ありがとうございました  \(^▽^)/
by abika (2010-05-10 01:51) 

Lucifer_yoshi

>abika さま
楽しい企画ありがとうございます。

ずいぶん昔のことを思い出しました。
by Lucifer_yoshi (2010-05-10 07:17) 

葵みのり

神谷浩史 画像
かの有名な神谷明とは同じ姓だが別に親戚とかじゃないみたい。芸歴15周年となる2008年に第2回声優アワードサブキャラクター男優賞を受賞して、翌年の2009年には主演男優賞と、ベストパーソナリティー賞を受賞。
http://seiyuu-pocket.com/dannse-itirann/kamiya-hirosi/kamiyahirosi-gazou/

by 葵みのり (2010-05-11 12:35) 

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